明けましておめでとうございます！　会長の藤田幸生です。

昨年は、東日本大震災、大津波、原発事故、台風による大洪水があり、世界的に
観ても歴史に残る年になりました。ただ、どのような形で歴史に残るかは、まだ
これからです。被災者の皆様始め、わが国民一同が絆を深め、一団となってその
復旧復興に努力しているところであります。

　さて本会は、このような時の流れの中で、昭和2年7月7日に「土佐一木会」50名
として発足し、以後、関東における高知県人全体をまとめる唯一の社交団体とし
て継続してきております。昭和32年2月7日に「高知県人会」、昭和59年4月5日
に「関東高知県人会」（以下「県人会」）と改称し今日に至っております。

現在の会の目的は、「理屈を言わないこと」をモットーに、「会員の親睦、相互協力して福利増進、そして郷土の発展に資する」としております。

会の活動としては、年一回の「関東高知県人大懇親会」に加えて、「関東高知県人交流会」を開催しております。これは、進学や転勤で上京した若い人々等が、職域や地域を越えて多くの人達と交流していきたいとの気持ちから始めたものであります。また、幹事会は、原則として毎月第一木曜日に、昼食会、講話など聴いて楽しんでおります。

さらにまた、銀座アンテナショップ「まるごと高知」の応援などを通じて高知県の活性化を支援して行くべく、関東に応援団をつくり、故郷土佐の発展に貢献いていこうとの想いを強くしております。この想いを実現する県出身者の関東における核組織として、県人会の活性化をはかり、県との連携強化を計っているところであります。

関東在住の高知県出身者、また関係者の皆様もどうか県人会にご入会頂き、会員として共に高知県を応援し、さらには元気な日本復興に貢献していこうではありませんか。「関東高知県人会」の活動に参加し、充実した日々を送ってまいりましょう。

　　平成２４年１月１日

関東高知県人会　会長　藤田幸生